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証券って何?(1)

証券って何でしょう?

保険証券とゴルフ会員券やリゾート会員券などを連想する人もいるかもしれません。

何かを証明する券であることは間違いありませんね。でも、ここでは有価証券を略して証券といいます。

 

有価証券って価値が有る証券と書きますが、そもそもお金の代わりになるものです。

代表的なものには株式や債券などがありますが、今ではFXやその他(場合によっては不動産なども)の権利をまとめて金融商品と呼んでいます

 

「株式」は企業への出資を証明する有価証券で、バランスシートが分かる方は「資本の部」に区分されます。出資者なので「オーナー(株主)」ですね。

「債券」は企業への貸付を証明する有価証券で、「負債の部」に区分されます。貸付をしているのと同じなので「債権者」としての意味合いです。

会計では貸借対照表(バランスシート)の右側すなわち「負債」と「資本」はその企業の資金調達の状況を表しています。左側はその結果の「資産」ですね。

 

資金調達側の負債と資本は万が一企業が解散して清算(すべて現金可して関係者に分配)する際に、優先順位があります。資産を処分して現金化して、まず債権者に優先的に支払います。負債の返済が優先です。残ったお金を資本の提供者である株主に変換します。負債が先で、資本が後回しなので「優先劣後の関係」があります。

逆に、負債の返済は決まった利息と決まった元本を返済すればOKなので、業績が好調で余剰金の行き先である資本の部にたくさんお金が残ることもあります。その利益は、1)配当金、2)経営者へのご褒美(役員賞与)、3)とっておく(内部留保)に使われます。

株式の配当金はこうやって株主へ還元されます。

 

株式は元本の保証がないので、理論的には「投資したおカネが紙屑になってしまうことも」あります。今の時代、滅多にありません。でも日本航空も一度上場廃止になりました。

 

これって(この資本と負債の関係)、上場していない多くの会社でも同じです。

 

企業は、資本を増やすために株式を発行すれば出資金としてのお金になります。

また、債券を発行することは借用証書なのでお金になります。

つまり、お金の代わりになります。ニセ札と何が違うのでしょうか?法律できちんと定められた権利と義務があって、それに則って発行されます

 

株式を発行して、経営者が自ら株主になる。多くの中小企業ではこういう状態です。せいぜい創業者一族など少数の関係者が株主になっています。もっと資金を元手として集めたいので、多くの人に株主になってもらいたい。これを実現するために、上場制度があります。そのためには、会社の経営状況など多くの情報を公開して、株式を公開する手続きと承認を経て上場が実現します。

 

株主にとっては、売却して現金に変えたいとか、売却してその資金で別の会社の株主になりたいということがよくあります。そのために、証券取引所にその売買を集中して、効率的に書いたい人と売りたい人をマッチングしています。日本の場合は、売買が成立した日を含めて4日後に株券と現金の交換が行われます。

取引所で日々取引されているので、いつでも売却して換金することができます(これを「流動性」が高いといいます)。上場していない中小企業の株式を創業者が引退するので、身内以外の誰かに買ってもらいたいと考えても買い手を見つけるのは大変です(こういう状態を流動性が低いと言います)。

 

流動性は換金のしやすさ」です。株式投資やFXでも金融商品ほとんどは流動性が確保されていますが、中には換金がしにくいものや「契約で換金が制限されているもの」もあります。おいおいに触れていきます。